STADIUM REPORT

スタジアムレポート

オープンハウスアリーナ太田

名称:太田市総合体育館

種類:総合体育館

収容:5,000人

公式:https://gunma-cm.com

 

太田市総合体育館

2023年オープン

 

太田市総合体育館

2階スタンド最上段から

 

太田市総合体育館

収容人数は5000人

 

太田市総合体育館

ゴール裏から

 

太田市総合体育館

大迫力のセンタービジョン

 

太田市総合体育館

エンターテイメント度満点

 

太田市総合体育館

売店

 

太田市総合体育館

2023年 群馬クレインサンダーズ vs ファイティングイーグルス名古屋

 



アクセスガイド 〜太田駅からのバスルート〜

 

群馬クレインサンダーズのホームアリーナ。2023年開館の太田市運動公園内にある総合体育館で、愛称はオープンハウスアリーナ太田(OPEN HOUSE ARENA OTA)。旧体育館の老朽化により建設され、2023年現在では新旧のアリーナが横並びになっており、アップグレード感が一目瞭然となっています。

4面タイプのスタンドで、アリーナスタンド1752人、2階スタンド2819人、3階ボックス席129人と、最大5000人の収容が可能なキャパシティ。このアリーナのコンセプトが「スモールクオリティ・アリーナプラン」となっていて、5000人サイズながらも非常にコンパクト。無駄な余白は一切なく、コートから客席が一繋がりとなっているような構造。もちろん客席の前に通路や視界を遮るものは無く、素晴らしい眺めと臨場感満点で試合観戦を楽しめます。

そして館内に入って驚くのが、巨大なセンタービジョンの存在感。360度リボンビジョンや、いたるところに映像装置が設置されたデジタル空間となっていますが、一際巨大なセンタービジョンには圧倒されてしまいます。そんな大型ビジョンが必要ないくらい、2階スタンド最上段からでもコートが近く感じられるのも素晴らしいの一言。しかしコンパクトな分、試合中に席を立つことは難しく、銀色の配管が目立つのももったいない。それでも重低音が響く音響設備も充実していて、スポーツエンターテインメントを満喫できる群馬版の「夢のアリーナ」と言えるでしょう。

竜舞駅から徒歩20分。Bリーグ開催日には太田駅から無料シャトルバスも運行されています。

 

会場採点

見やすさ度 10

臨場感度 10

快適度 7

アクセス度 5.5

スモールクオリティ度 10

 

愛媛県武道館

名称:愛媛県武道館

種類:武道館

収容:6,532人

公式:https://www.ehimekenbudoukan.or.jp

 

愛媛県武道館

石垣が特徴的な外観

 

愛媛県武道館

正面入口から

 

愛媛県武道館

2階スタンドから

 

愛媛県武道館

収容人数は6532人

 

愛媛県武道館

ゴール裏から

 

愛媛県武道館

コンコース

 



アクセスガイド 〜市坪駅からの徒歩ルート〜

 

松山中央公園内にある武道館。2003年の開館で、2004年にグッドデザイン賞も受賞しています。国体の剣道会場になり、愛媛県内の武道スポーツで利用される屋内施設。イベント・コンサートでの利用も可能で、愛媛オレンジバイキングスのホームゲームとしてBリーグも開催されています。

4面タイプのスタンドで、2階スタンド2932人、アリーナスタンド3600人と、最大6532人の収容が可能な大型キャパシティ。武道場らしく木造建築の館内で、外観はお城のような石垣も特徴的。それでいて大型ビジョンが2台も常設されているなど、見るアリーナとしての設備も整っています。天井も高く広々とした空間で、武道館とては日本武道館東京武道館と並ぶ日本最大級の規模とのこと。エントランスには壁画や大鬼瓦などが飾られていて、アートギャラリーのような豪華さ。それでも木製の座席は硬く、長時間の観戦には不向きな観戦環境。この辺りの「武道館=和式」という固定概念は、もっと柔軟になってもいいのかもしれませんが。

市坪駅から徒歩5分。

 

会場採点

見やすさ度 7

臨場感度 7

快適度 6

アクセス度 7

アートギャラリー度 7

 

シンコースポーツ寒川アリーナ

名称:寒川総合体育館

種類:総合体育館

収容:1,506人

公式:https://samukawa-sougoutaiikukan.com

 

寒川総合体育館

メインアリーナの外観

 

寒川総合体育館

2階スタンド最上段から

 

寒川総合体育館

収容人数は1506人

 

寒川総合体育館

ゴール裏から

 

寒川総合体育館

大凧が飾られている

 

寒川総合体育館

2023年 SWHレディース西宮 vs エスポラーダ北海道イルネーヴェ

 



アクセスガイド 〜寒川駅からの徒歩ルート〜

 

神奈川県高座郡寒川町にある総合体育館。1998年の開館で、その年の国体の銃剣道大会の会場になりました。湘南ユナイテッドBCのホームゲームとしてBリーグや、日本女子フットサルリーグも開催。プロレス興行でも利用されています。近くには寒川神社があることから、神社建築をモチーフとして建設された施設となっています。

2面タイプのスタンドで、2階スタンド966人、アリーナスタンド540人と、最大1506人の収容が可能なキャパシティ。2階スタンドは個別の座席になっていますが、アリーナスタンドは木製のベンチシートタイプ。大型ビジョンやデジタル設備も無く、見やすさや観戦環境もごくごく一般的。スポーツを楽しむための、標準的な市民体育館と言えるでしょう。バックスタンドに大きな凧が飾られているのが特徴的で、この地域に続いていた「さむかわ小動大凧まつり」に由来するものだそうです。

寒川駅、宮山駅から徒歩13分。

 

会場採点

見やすさ度 6

臨場感度 6

快適度 6

アクセス度 6

小動の大凧度 7

 

東京アクアティクスセンター

名称:東京アクアティクスセンター

種類:水泳場

収容:5,000人

公式:https://www.tef.or.jp/tac

 

東京アクアティクスセンター

2020年東京オリンピック・パラリンピック会場

 

東京アクアティクスセンター

2階スタンド最上段から

 

東京アクアティクスセンター

オリンピック後に収容人数5000人へと縮小

 

東京アクアティクスセンター

メインプール

 

東京アクアティクスセンター

ゴール裏スタンド

 

東京アクアティクスセンター

東京2020大会メモリアルギャラリー

 

東京アクアティクスセンター

1階スタンドから

 



アクセスガイド ~辰巳駅からの徒歩ルート~

 

東京都江東区辰巳にある水泳場。2019年開館の、東京2020オリンピック・パラリンピックのために建設された競技場。東京オリンピックでは競泳競技、飛込競技、アーティスティックスイミング会場として利用され、東京パラリンピックでは競泳競技が行われました。

オリンピック・パラリンピック開催時には15000人収容のアリーナとしてオープンしましたが、残念ながら無観客での開催。大会終了後に再整備され、2023年に再オープン。3面タイプのスタンドで、5000人のキャパシティへと縮小されています。巨大な大型ビジョンが2台完備され、綺麗な座席にエアコンも付いている快適な館内。東京2020大会メモリアルギャラリーも設置されています。しかし座席数は縮小されても、建物自体は巨大。上段の席ほど臨場感は薄れていき、50mメインプールと飛び込み用プールに分かれているため、座る座席の位置によっては遠く離れてしまいます。ゴール裏側や3階席には座席が無いタイプのスタンドと、観戦環境も簡素化。巨大な屋根の建設方法が話題にもなりましたが、中身の良し悪しはほとんど語られないのは日本のスポーツ施設の典型。東京辰巳国際水泳場に代わり、日本を代表する水泳場の役割をバトンタッチされたにしては、寂しいアリーナとなってしまったでしょうか。

辰巳駅から徒歩10分、潮見駅から徒歩15分。

 

会場採点

見やすさ度 6

臨場感度 5

快適度 7

アクセス度 7

大屋根度 8

 

ニューライフアリーナ龍ケ崎

名称:龍ケ崎市総合体育館たつのこアリーナ

種類:総合体育館

収容:未公表

公式:https://information.konamisportsclub.jp/trust/ryugasakishi

 

たつのこアリーナ

正面入口からの外観

 

たつのこアリーナ

2階スタンドから

 

龍ケ崎市総合体育館たつのこアリーナ

2025年 立川アスレティックFCレディース vs SWHレディース西宮

 

たつのこアリーナ

座席は2列分だけ

 

たつのこアリーナ

ゴール裏から

 

たつのこアリーナ

2023年 アニージャ湘南 vs エスポラーダ北海道イルネーヴェ

 

たつのこアリーナ

2階エントランス

 



アクセスガイド 〜龍ケ崎市からのバスルート〜

 

龍ケ崎市総合運動公園内にある総合体育館で、愛称は「たつのこアリーナ」。2002年の開館で、国体の柔道競技の会場にもなりました。プロレスや大相撲巡業でも利用され、日本女子フットサルリーグも開催。プロフリークライマーの野口啓代選手が龍ケ崎市出身ということから、2018年にボルダリングウォールも設置されています。

3面タイプのスタンドで、2階スタンドの座席は2列分だけ。アリーナスタンドも無くパイプ椅子を並べるタイプで、バレーボール3面分の広いコートサイズに対して観客席は少ない印象。収容人数は公表されていませんが、おそらく1000人は入らないくらいの小規模キャパシティではないでしょうか。新日本プロレス開催時には、観衆542人という記録も残っています。大型ビジョンやデジタル設備も無く、観戦環境的にはごくごく普通の市民体育館。屋内プールやレーニングルームも完備されており、スポーツを楽しむ分には十分素晴らしい施設と言えるでしょう。

最寄りのバス停は「総合運動公園入口」になりますが、土日は本数が少ないため事前の時刻表チェックは必須。「さんさん館」バス停や、竜ヶ崎駅からコミュニティバスでも行くことが可能です。龍ケ崎市駅からバスで25分。

 

会場採点

見やすさ度 5.5

臨場感度 5.5

快適度 6

アクセス度 4

たつのこ度 5

 

相模原ギオンアリーナ

名称:相模原市立総合体育館

種類:総合体育館

収容:1,598人

公式:https://sagamiharashi-sougoutaiikukan.jp

 

相模原市立総合体育館

テトリスっぽい外観

 

相模原市立総合体育館

コーナースタンド最上段から

 

相模原市立総合体育館

収容人数は1598人

 

相模原市立総合体育館

ゴール裏から

 

相模原市立総合体育館

エントランス

 



アクセスガイド 〜相模大野駅からのバスルート〜

 

神奈川県相模原市にある総合体育館。1981年の開館で、改修工事を経て2009年にリニューアルオープン。湘南ベルマーレのホームゲームとしてFリーグも開催。大相撲巡業やプロレス興行でも利用され、新日本プロレスG1 CLIMAXの開会式も行われています。

3面タイプのスタンドで、収容人数1598人の中型アリーナ。アリーナスタンドがあるかどうは不明ですが、FリーグやVリーグの試合ではパイプ椅子が並べられていました。サイズ的に大きすぎず、小さすぎず、見やすさやも問題なし。山型のテトリスみたいな外観をしていますが、内観はごく普通の体育館という印象。大型ビジョンやデジタル設備も無く、スポーツを「する」ための、標準的な市民体育館と言えるでしょう。2019年からネーミンライツ契約により、相模原ギオンアリーナの愛称に。同じく株式会社ギオンが命名権を取得した相模原ギオンスタジアムとは、徒歩10分くらい離れた場所に位置しています。

相模大野駅からバスで20分。

 

会場採点

見やすさ度 6

臨場感度 6

快適度 6

アクセス度 4.5

テトリス度 6

 

ウカルちゃんアリーナ

名称:滋賀県立体育館

種類:総合体育館

収容:4,905人

公式:https://www.bsn.or.jp/gym

 

滋賀県立体育館

正面入口からの外観

 

滋賀県立体育館

2階スタンド最上段から

 

滋賀県立体育館

収容人数は4905人

 

滋賀県立体育館

スタンド最前列から

 

滋賀県立体育館

エントランス

 



アクセスガイド 〜膳所駅からの徒歩ルート〜

 

滋賀県大津市にある総合体育館。1973年の開館で、びわこ国体のバスケットボール会場になりました。東レ・アローズや滋賀レイクスターズのホームゲームとして、VリーグやBリーグも開催。2022年に滋賀アリーナが完成して以降は、滋賀レイクスターズのホームアリーナもそちらへ移転となってしまいました。

3面タイプのスタンドで、舞台のある学校型アリーナ。2階スタンド1905人、アリーナ席3000人と、最大4905人の収容が可能。約5000人クラスの大型サイズですが、スポーツイベントではアリーナフロアに3000人も入りそうな広さはなく、2000〜3000人程度のキャパシティではないでしょうか。館内は照明がオレンジがかっていて、やや薄暗い印象。大型ビジョンやデジタル設備も無く、観戦環境的には標準的な市民体育館と言えるでしょう。設備の老朽化などに伴い、メインアリーナとしての役割は滋賀アリーナへと受け継がれることに。2025年までは併用して利用されることが決まっているようですが、その後はイベントや興行での利用は減っていくのではないでしょうか。ネーミングライツ契約により「ウカルちゃんアリーナ」という可愛い愛称が付いていますが、「ウカルちゃん」は株式会社成基の公式キャラクターだそうです。

膳所駅から徒歩15分。

 

会場採点

見やすさ度 5.5

臨場感度 6

快適度 6

アクセス度 6

ウカルちゃん度 6

 

彩の国くまがやドーム

名称:彩の国くまがやドーム

種類:ドーム型屋内運動施設

収容:3,343人

公式:https://www.parks.or.jp/kumagaya

 

彩の国くまがやドーム

にぎわい広場からの外観

 

彩の国くまがやドーム

陸上競技場からの外観全景

 

彩の国くまがやドーム

2階スタンド最上段から

 

彩の国くまがやドーム

人工芝の多目的運動場

 

彩の国くまがやドーム

多目的運動場のスタンド席

 

彩の国くまがやドーム

ゴール裏から

 

彩の国くまがやドーム

収容人数は3343人

 

彩の国くまがやドーム

ゴール裏スタンド

 

彩の国くまがやドーム

2024年 ヴィンセドール白山 vs バルドラール浦安

 

彩の国くまがやドーム

テニスコートにもなる

 



アクセスガイド 〜熊谷駅からのバスルート〜

 

熊谷スポーツ文化公園内にある、ドーム型屋内運動施設。2003年の開場で、体育館と人工芝の多目的運動場に分かれている一風変わった施設。国体の体操競技会場となり、2019年ラグビーワールドカップでは「おもてなしエリア」としても利用されました。「彩の国くまがやドーム」の名称は一般公募によって決められたもので、「くまがやドーム」とも呼ばれることも多いです。

体育館は2503人、多目的運動場は840人、最大3343人の収容が可能なキャパシティ。ドームを半分くらいで区切られていて、体育館は3面タイプのスタンド席、多目的運動場は1面のベンチシートという観戦環境。体育館側は全席個別シートで、観戦するにも対応したアリーナという感じですが、多目的運動場側はスポーツをしたりイベント用のスペースという印象。間仕切りを外して大きな一つのアリーナとして、一体利用することも可能だそうです。国体のために作られた非常に立派な施設ではありますが、BリーグやVリーグなど、スポーツリーグでの興行場所としてはほとんど利用されていないのはもったいない気もしますが。

熊谷駅からバスで20分。

 

会場採点

見やすさ度 6

臨場感度 6

快適度 6

アクセス度 4.5

ハーフ&ハーフ度 7

 

松山市総合コミュニティセンター

名称:松山市総合コミュニティセンター体育館

種類:総合体育館

収容:3,000人

公式:https://www.cul-spo.or.jp

 

松山市総合コミュニティセンター体育館

正面入口からの外観

 

松山市総合コミュニティセンター体育館

2階スタンド最上段から

 

松山市総合コミュニティセンター体育館

アリーナスタンドはベンチタイプ

 

松山市総合コミュニティセンター体育館

ゴール裏から

 

松山市総合コミュニティセンター体育館

収容人数は3000人

 

松山市総合コミュニティセンター体育館

2022年 愛媛オレンジバイキングス vs バンビシャス奈良

 



アクセスガイド 〜松山駅からの徒歩ルート〜

 

愛媛オレンジバイキングスのホームアリーナ。1987年開館の、愛媛県松山市にあるコンベンションセンター。文化ホールやこども館、コスモシアターなどがある複合施設で、メインアリーナはその中の一つ。えひめ国体のハンドボール会場として利用され、Vリーグやプロレス興行なども開催されています。

4面タイプのスタンドで、2階スタンド884人、アリーナスタンド1632、立ち見席を含めると約3000人の収容が可能な中型キャパシティ。それでもバスケットボール2面分のコートサイズで無駄な余白はほとんど無く、Bリーグ会場としてもちょうど良いサイズ感。2階スタンドが個別シートなのに対し、アリーナスタンドが木製ベンチシート。コートサイドにはパイプ椅子が並べられていました。大きすぎない分、見やすさや臨場感もまずまず。Bリーグ開催時には仮設の大型ビジョンやキッズスペースなども設置されていますが、基本的にはスポーツを「する」用の、市民体育館と言えるでしょう。オレンジバイキングスのホームアリーナの中ではアクセスも良く、ホームゲームを開催することが一番多くなっています。

松山市駅から徒歩3分、松山駅から徒歩7分。

 

会場採点

見やすさ度 6.5

臨場感度 6.5

快適度 6

アクセス度 7

コミュニティセンター度 7

 

YohaSアリーナ ~本能に、感動を。~

名称:千葉公園総合体育館

種類:総合体育館

収容:1,052人

公式:https://www.sc-chiba.com

 

千葉公園総合体育館

2023年オープン

 

千葉公園総合体育館

ドーム型アリーナ

 

千葉公園総合体育館

2階スタンド最上段から

 

千葉公園総合体育館

収容人数は1052人

 

千葉公園総合体育館

ゴール裏から

 

千葉公園総合体育館

エントランス

 



アクセスガイド 〜千葉公園駅からの徒歩ルート〜

 

千葉公園内にある総合体育館。2023年の開館で、旧体育館の老朽化に伴い新たに建設されたドーム型のアリーナ。千葉ZELVAのホームゲームとして、Vリーグが開催されています。拓匠開発がネーミングライツ契約を行い、「YohaS アリーナ ~本能に、感動を。~」とサブタイトルの付いた新名称が話題になっています。

銀色ドームタイプの特徴的な外観のアリーナで、旧体育館からは大幅なグレードアップを感じられます。すぐ隣には千葉JPFドームが隣接しており、二つの近代的なスポーツ施設が並ぶ光景は圧巻。しかし館内はごく普通の「体育館」という印象で、収容人数は1052席と外観の印象より小規模サイズ。3面タイプのスタンドで、アリーナスタンドの有無は分かりませんが、パイプ椅子を並べれば2000人くらいのキャパシティになるでしょうか。千葉ジェッツやアルティーリ千葉の新アリーナ構想によって、続々と新たなアリーナが誕生する予定の千葉県内ですが、この施設は2024年、どこかのスポーツクラブのホームアリーナとなる予定は無し。大型ビジョンやデジタル設備も無く、千葉県内の人達がスポーツを楽しむための、標準的な「市民体育館」として棲み分けされていくのではないでしょうか。

千葉公園駅から徒歩6分。千葉駅から徒歩15分。

 

会場採点

見やすさ度 6

臨場感度 6

快適度 6

アクセス度 7

サブタイトル付度 7

 

荒川総合スポーツセンター

名称:荒川総合スポーツセンター

種類:スポーツセンター

収容:400人

公式:https://www.arakawa-sposen.com

 

荒川総合スポーツセンター

正面入口からの外観

 

荒川総合スポーツセンター

2階スタンドから

 

荒川総合スポーツセンター

収容人数は400人

 

荒川総合スポーツセンター

ゴール裏から

 

荒川総合スポーツセンター

コンコース

 

荒川総合スポーツセンター

2023年 リガーレ仙台 vs ヴィアティン三重

 

荒川総合スポーツセンター

多くは立ち見観戦

 



アクセスガイド 〜南千住駅からの徒歩ルート〜

 

東京都荒川区にあるスポーツセンター。1984年の開館で、旧東京スタジアム(野球場) の跡地に建てられた施設。メインアリーナの他には温水プール、柔道場、剣道場、エアライフル場などからなる、4階建ての複合型屋内スポーツ施設。GSS東京サンビームズのホームゲームとして、Vリーグも開催されています。

座席はメインスタンド側に2列分のスタンド席があるだけで、他には数カ所ベンチシートが置いてあるだけ。アリーナスタンドも無く、Vリーグ開催時にはパイプ椅子が並べてられていました。収容人数400人となっていますが、基本的には立ち見観戦がメインとなってしまうでしょう。バレーボール3面分の小ぶりなコートサイズのため、コートまでの距離はそれなりに近く感じられます。それでも見やすさや観戦環境をどうこう言う施設ではなく、スポーツを「する」ための、標準的な市民体育館と言えるでしょう。メインアリーナ観客席は3階になります。

三ノ輪駅から徒歩10分、南千住駅から徒歩15分。

 

会場採点

見やすさ度 6

臨場感度 6

快適度 4

アクセス度 6.5

立ち見観戦度 6

 

浜松アリーナ

名称:浜松アリーナ

種類:総合体育館

収容:8,000人

公式:https://hamamatsu-arena.jp

 

浜松アリーナ

正面入口からの外観

 

浜松アリーナ

2階スタンドから

 

浜松アリーナ

全席クッションシート

 

浜松アリーナ

ゴール裏から

 

浜松アリーナ

収容人数は8000人

 

浜松アリーナ

2023年 全日本女子フットサル選手権大会

 

浜松アリーナ

2階スタンド最上段から

 



アクセスガイド 〜天竜川駅からの徒歩ルート〜

 

三遠ネオフェニックスやアグレミーナ浜松のホームアリーナ。1990年開館の、静岡県浜松市にある総合体育館。バスケットボール世界選手権やバレーボールワールドカップが開催されるなど、国際大会での利用も多い大型アリーナ。Bリーグ、Vリーグ、Fリーグ、プロレス、大相撲などなど、さまざまなスポーツイベントが開催され、稼働率の高い施設となっています。

4面タイプのスタンドで、最大8000人の収容が可能な大型キャパシティ。アリーナスタンドも全席個別シートで、2階スタンド席を含めて全席クッションシートなのが素晴らしい。バレーボール4面分の広々したコートサイズですが、アリーナスタンドはコートーサイドギリギリまで埋められるため、無駄な余白はほとんど無し。2階スタンドも傾斜があるため、コートまでの距離が近く感じられます。大型ビジョンや音響・照明設備も完備され、プロスポーツの興行場所としても対応可能。もちろんスポーツを「する」ための市民体育館としても機能しており、スポーツを「見る」にも「する」にも快適なアリーナと言えるでしょう。浜松駅からバスも出ていますが、最寄り駅は天竜川駅。

天竜川駅から徒歩15分。

 

会場採点

見やすさ度 7

臨場感度 7

快適度 8

アクセス度 6

浜松駅からは遠い度 6.5

 

臨海体育館

名称:市原緑地運動公園臨海体育館

種類:総合体育館

収容:3,508人

公式:https://www.city.ichihara.chiba.jp

 

市原緑地運動公園臨海体育館

正面入口からの外観

 

市原緑地運動公園臨海体育館

2階スタンドから

 

市原緑地運動公園臨海体育館

収容人数は3508人

 

市原緑地運動公園臨海体育館

エントランス

 



アクセスガイド 〜五井駅からのバスルート〜

 

市原緑地運動公園内にある総合体育館。市原市内の屋内スポーツで利用され、プロレスやキックボクシングなど、プロスポーツ興行も開催されています。

淡いグリーンに三角形の飾りの付いた特徴的な外観をしていますが、中身はごく普通の体育館。舞台のある学校型タイプで、スタンドは1面のみの580席。アリーナスタンドは無く、パイプ椅子を並べる形となりますが、最大3508人の収容が可能とのこと。本当に3000人入るかは怪しいくらいのサイズ感ですが、全日本プロレス興行では観衆2800人という記録も残っています。バスケットボールコート2面分のコンパクトサイズで、見やすさは上々。スタンド1面タイプというのも珍しいですが、大型ビジョンやデジタル設備の無い簡素な観戦環境。意外とプロレス興行など数多く開催されていますが、基本的にはスポーツを「する」用の、市民体育館と言えるでしょう。

五井駅からバスで20分。

 

会場採点

見やすさ度 6

臨場感度 6

快適度 5.5

アクセス度 4.5

ギザギザ度 7

 

スカイアリーナ座間

名称:座間市立市民体育館

種類:総合体育館

収容:2,136人

公式:https://skyarena.zamashi.jp

 

スカイアリーナ座間

坂道の途中にある

 

スカイアリーナ座間

外観全景

 

スカイアリーナ座間

2階スタンド最上段から

 

スカイアリーナ座間

収容人数は2136人

 

スカイアリーナ座間

ゴール裏から

 

スカイアリーナ座間

2階スタンド

 

スカイアリーナ座間

2022年 横浜エクセレンス vs 鹿児島レブナイズ

 

スカイアリーナ座間

エントランス

 



アクセスガイド 〜相武台前駅からの徒歩ルート〜

 

神奈川県座間市にある総合体育館。1994年の開館で、「スカイアリーナ座間」はネーミングライツではなく愛称。座間出身の井上尚弥選手が日本タイトル奪取した会場でも有名で、横浜ビー・コルセアーズや横浜エクセレンスのホームゲームとして、Bリーグも開催されています。

坂道の途中に建てられているのが特徴的で、外観も坂道に沿って斜めになっているように見えますが、館内はもちろん水平。2面タイプのスタンドで、2階固定席792人、アリーナ席1344と、最大2136人の収容が可能な中型キャパシティ。バレーボール4面分の横長タイプのコートサイズのため、ゴール裏側には広大な余白スペースが出来てしまい、端の席からは遠さを感じてしまいます。2階スタンドが個別席なのに対し、アリーナスタンドはベンチタイプと簡素になっているのも残念。しかし館内やエントラスなど、とても綺麗で快適な観戦環境。アクセスも良く、2000人サイズと興行場所としても、日本の屋内スポーツにはちょうど良いサイズ感。それでも大型ビジョンやデジタル設備は無く、一般的な「市民体育館」の粋は出ていないでしょう。

相武台前駅から徒歩7分。

 

会場採点

見やすさ度 5

臨場感度 5

快適度 6.5

アクセス度 7

坂道途中度 7